リレートーク

東北六魂祭Final

カテゴリー: リレートーク

■執筆者 JEDIS理事 岡市 隆士

■執筆日 2016年4月11日

東北六魂祭が今年、2016年6月25日・26日の青森県開催で6回目を迎える。
これで「祭り」を提供してくれている6県全てが開催県として持ち回った事となる。
2016年は、震災から5年。2011年3月11日のことは今でも覚えている。
3月12日土曜日に「仙台」で行われるイベントの確認を東京でしている最中であった。
起きた瞬間は、まだ事態の深刻さが解らずクライアントと実施の可否に関して連絡をしていたが、あの目を負いたくなるような惨状を見てそれどころではなく、さらに連絡の取れなくなった先乗り部隊メンバーの安否が心配でならなかった。
イベントは、当日の事故や災害のマニュアルは備えているが、事前用の緊急マニュアルはそれほど充実はしていない。大きな施工が伴わない事前準備のイベントにおいてはなおさらだと思う。まさにそのケースだった。
会社に泊まり込み、現地との連絡を取り続け、幸いにもスタッフ全員と無事の連絡が取れ、イベントの中止を伝えた。
そんな彼らから、「何が起こっているのか」「どうなってしまうのか」との問いに答えられなかった。そして彼らを帰京させる手段も見つからなかった。
それから、10日間はほぼ会社に詰めっきりとなり、3月下旬に彼らを撤収させることが出来た。
この時以降、改めてイベント実施日以外の前後の段階での連絡網・緊急時の対策などの準備・整備を徹底するように改めて検討することとなった。
その意味でも東日本大震災は、イベントにおいても大災害が起こった時の対応をあらためて改善を迫られるものであったと思う。

そして未曾有の大災害から東日本、そして日本が立ち上がろうとしたとき、イベントが改めてその力を見せることとなった。
「東北六魂祭」である。
被災地の関係者の皆さん、多くのイベント担当者が立ち上げに尽力し、産声を上げたこのイベントにおいて、東北を中心とした、クライアントを担当していたことで私にも声がかかり、どのようなことが出来るかを毎日のように打合せをした。
そして開催された第1回仙台開催の「東北六魂祭・祈」。
イベント初日の「7月16日」は、30年近く携わってきたイベント作業で、あれほどまでの熱気とイベントの力を感じた現場は無かった。
それから回数を数えること、今回で6回目。

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http://www.rokkon.jp/
確かに大きな不幸が訪れたとき、自粛ということが求められることが多いが、その中で立ち上がろうとしている人たちに勇気と力を与えることがイベントは出来ると確信している。
是非、この業界に携わる皆さんには、この熱気を現場で味わってもらいたい。
今年6月25日・26日青森でお待ちしております。