JEDIS女子ネットプロジェクト/震災コラム

~2019年の活動を振り返って~ 

カテゴリー: JEDIS女子ネットプロジェクト/震災コラム

執筆者:JEDIS女子ネットプロジェクト  大山真由美 (東北地域本部)
執筆日:2019年10月7日

 平成から令和になった2019年、JEDIS女子ネットプロジェクトのメンバーとして有意義な活動の年となった。

 まずは、2月27日に桂由美ブライダルショーに平家理事から招待状をいただきご一緒させていただいた。2年前、京都府立京都学 歴彩館オープニング記念事業の「ユミカツラと若冲の世界in KYOTO」で若冲生誕300年を記念して創られた近代和モダンの孔雀の羽のドレスとの出会い以来であり、私にとって非日常的な夢の世界に陶酔できる時間である。会場が東京国立博物館の「表慶館」、日本で初めての本格的な美術館、大正天皇のご成婚を記念して「慶びを表す」と称された館での開催はブライダルショーとしてふさわしい会場であった。今思えば「令和」の新年号を祝しての意味も込められていたのか。

 エントランスの7色の大理石のモザイク模様の床、ステンドグラスやクラシックな照明など既存の建築物と空間を利用してこうまで演出ができるのかと感心した。さらにギャラリーとモデルの距離の近いことに感激。今回のユニークベニューは大きなサプライズを与えてくれた。

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表慶館

 3月18日、かねてから山田理事からお誘いを受けていた「マンガジャパン・デジタルマンガ協会「早春の会」にJEDISの宣伝を兼ねてご一緒させていただいた。
少女時代にあこがれていた協会会長の里中満智子先生をはじめ、ちばてつや先生や永井豪先生等と名刺交換、会えることなどありえない原作者との出会いに超感激、山田理事に感謝。

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マンガジャパン

 山田理事の事務所に所属・関係する漫画家・イラストレーター・絵本作家、出版関係の企業の方と一緒に会場の皆様に配布するJEDIS紹介の資料の準備をしながら楽しく交流。アニメ作家たちのパフォーマンス披露の文化祭的な会であったが、業界の事情を多少なり知り得たことも収穫であった。

 実は、私の祖父も漫画家。「長靴三銃士」という猫を擬人化した漫画を描いていた。おそらく記憶されている方はかなりのご年配だ。

 昨今は、小説より漫画からの実写化が多く、アニメコンテンツがゲームや日常の生活に当たり前のように登場する。日本文化の一つとしてイベントでさらに発信したいものだ。

 4月26日、大阪での出張の際に関西地域本部の平家理事に京都へ寄り道するお話をしたところ、急遽、JEDI女子ネット&JEDIS関西、東北、中部地域本部の交流会となった。

 さすが、行動力と企画力と幅広い人脈を持つ平家理事。私のわがままな希望を取り入れてもらった。前日の大阪の夜の余韻を残しながら京都駅に到着。総勢7名でまず、京都最大級の展示場「京都市勧業館みやこメッセ」を視察。

 京都市伝統産業館の役割と伝統産業をはじめとする各種展示会・イベントに対応する展示会場を持つコンベンションセンター京都市勧業館。周囲にはロームシアター・kokoka京都市国際交流会館と一体的に利用可能で京都・岡崎MICEスクエアとして利用率が高い。

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京都市勧業館 みやこメッセ

 首都圏・関西・中部の施設はさらにインバウンドやMICE誘致・IRでますます需要が増し、新規施設や増床が行われているが、西高東低で東北エリアに産業界の関心は低い。うらやましい限りである。

 次はランチを兼ねて超人気スポットの長楽館を視察。明治42年(1909年)”煙草王”と呼ばれた実業家村井吉兵衛氏により国内外の賓客をもてなすための迎賓館として建てられた洋館、今年竣工110周年を迎える。建物ばかりでなく各部屋の家具調度品を含め京都市有形文化財、私たちが案内されたテーブルもかつて明治からの大物たちが利用したかもしれない。
趣向の違う各部屋を視察、植物模様のレリーフや華やかなシャンデリアと重厚な調度品に囲まれ、五感を満たす至福の時間であった。

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長楽館にて

 お腹も満たされ、ぶらっと散策後、今年3月にグランドオープンした「京都経済センター」を視察。京都の繊維産業の振興拠点の「四条室町」にあり、京都府・京都市・京都商工会議所他経済団体が一体となったセンターは全国でもまれなケースとして視察が絶えないとか。(京都商工会議所 常務理事兼事務局長 稲垣繁博 様のお話し)

 ビジネスの創造と交流の場としてのオープンイノベーションカフェや貸しホール・木々室などを備え、開放的なスペースに伝統とうまく調和する京都の明るい未来を感じた。

 なかなか忙しい会員が短期間の案内に集まるのもJEDIS会員同士の日頃の連携のたまもの。これからも地域会員同士の視察研修会も企画し交流をさらに深めたいもの。

 8月30日、愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)の開業式典に参加した。日本4番目の6万㎡の展示面積を持ち、日本唯一の常設保税展示場であり、いち早く次世代通信規格5G装備の中部国際空港直結の展示場。会場入り口から式典ステージまで完全自動運転車でむかう大村知事を5Gの映像が映し出す演出でスタート。「愛知から新しい展示会のスタイルを!」と呼びかける。

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愛知県国際展示場

 ますます展示会産業は東北との地域格差が広がっていきそう。国連が目標とするSDGsを軸とした好循環な地域創造には、イベント力は欠かせない。

「白河以北一山百文」、そろそろ反旗を翻したいものだ。