クールジャパン戦略でのコンテンツのプロモーションなどの成功事例及び公募助成金に関する報告
報告者JEDISコンテンツ研究会 山田博一
平成25年5月14日
実施日:東京(平成25年3月6日)、場所:(経済産業省本館2東3共用会議室)
実施日:大阪(平成25年5月7日)、場所:(大阪合同庁舎1号館 第1別館3階第4会議室)
報告概要
:報告1 クールジャパン戦略について
:報告2 クールジャパン戦略、仕組み作り成功事例、概要
:報告3 現況進行中の助成金公募説明会
実施日:
東京(平成25年3月6日)、場所:(経済産業省本館2東3共用会議室)実施日:大阪(平成25年5月7日)、場所:(大阪合同庁舎1号館 第1別館3階第4会議室)報告概要:報告1 クールジャパン戦略について:報告2 クールジャパン戦略、仕組み作り成功事例、概要:報告3 現況進行中の助成金公募説明会
目次
報告1 クールジャパン戦略について(※経済産業省資料における確認事項)
日本にはファッション、アニメ等海外で人気の高い商品、コンテンツサービスが多数存在する。こうした日本の魅力を、産業に転換し、日本経済再生、地域活性化につなげる必要がある。
現状では、まだ海外へのアピールが十分できておらず、海外需要が取り込めていない。
クールジャパン戦略を支える日本のクリエイターや中小企業は、足がかりとするべき海外拠点がなく、資金調達が困難で、単独海外展開が難しい。
全体像として、日本ブームの演出、商業拠点、流通との連携による販路開拓、ビジットジャパンによる、日本ファンの呼び込み、さらに日本での消費に結びつける仕組み作りの構築が急がれる。
また、異業種連携によるインキュベーション(新技術着想の模索)が求められる。
例えば業種連携例として、コンテンツを中心にファッション・アパレルなど衣分野、外食産業・加工品などの食分野、インテリア・伝統的工芸品など住分野など、観光名所の告知、旅館、ホテルへの海外客の増加など観光振興分野の活性化がなどが挙げられる。
これらのインキュベーションによって国富の増大を図ることが必要とされるであろう。
報告2 クールジャパン戦略、仕組み作り成功事例(東京会場、山田博一参加)
講演タイトル:「経済産業省 コンテンツ産業強化対策支援事業の実施報告会(平成24年度)
~フランス向け日本紹介番組「Japan in Motion」を活用したローカル発ビジネスの海外進出支援プラットフォームとは!?~
日時:平成25年3月6日(水) 14:00~16:00 (参加:100名以上)
場所:経済産業省本館2東3共用会議室(本館2階)
概要: 1.本事業のねらいと報告会のポイント,
経済産業省商務情報政策局文化情報関連産業課長 伊吹英明 氏
2.「Japan in Motion」の紹介と、平成24年度コンテンツ産業強化対策,支援事業の報告
株式会社TSSプロダクション プロデューサ白神道空氏
3.「Japan in Motion」を活用し、これを核としたスキームのポイント
~海外進出をめざす立場からみた海外番組の選択と活かし方を求めて~
中国経済産業局産業部流通サービス産業課コンテンツ産業支援室係長 森安輝 氏
内容:テレビプロダクション、株式会社TSSプロダクションが、ユーザーが650万世帯、約1200万人が視聴するフランスのケーブルテレビNOLIFEを提携先として、東京のトレンド情報をはじめとする人気番組「JAPAN IN Motion」をフランスにて放送。
フランス向け日本紹介番組「Japan in Motion」番組内容は、日本の旅9分、アルバムチャート9分、ニッポン最新情報企画9分、毎週火曜日30分放送、再放送8回を行う。
イベント展開では、上記TV番組の展開として、フランスで行われている「ジャパンエクスポ」(参加者20万人)に参加。以下の分野のリアルな事業開発に協力している。
1 衣ジャンル
児島のジーンズメーカー、桃太郎ジーンズの欧州プロモーション成功事例。
展示会で欧州13カ国19社と契約。イベント会場でのアンケート調査等により、
欧州向けの商品開発を行い、現地のコーデネイタによる商品展開が進んでいる。
2 食ジャンル
広島のお好み焼きソース会社さんは、お好み焼ブームを演出すべきフランスのイベントにして商品販売。
フランス、西北部の都市ツールーズで行われたゲームショウでお好み焼きブームを演出。
別途、フランス人シェフを日本に招待し、フランス人の好みのアジア味をお好み焼きソースを開発。欧州展開予定。
3 観光ジャンル
広島県への外国人観光客でフランス人が、3位に急上昇。番組を見たフランス人の広島観光が急増した。と考えられる。また、別途上記の、ジャパンエクスポにて広島県、京都市、福岡市PRイベントを行い成功した。
報告3 現況進行中の助成金公募説明会(※於:大阪 山田博一参加)
公募説明会:
「ジャパン・コンテンツ ローカライズ&プロモーション(近畿地域)支援助成金の公募説明会
「ジャパン・コンテンツ ローカライズ&プロモーション支援助成金」(J-LOP)の公募説明会。
※J-LOPは、平成24年度補正予算において、総務省と経済産業省が連携して実施するコンテンツ海外展開等促進支援施策の一環として、日本のコンテンツの海外発信を総合的に支援するものである。具体的には、海外展開に必要な映像素材等のローカライズやプロモ ーションの費用の1/2以内が助成される。
日時:平成25年5月7日(火)13:30~15:00 (参加:100名以上)
場所:大阪合同庁舎1号館 第1別館 3階 第4会議室
主催:特定非営利活動法人 映像産業振興機構(VIPO) J-LOP事務局、総務省近畿総合通信局、経済産業省近畿経済産業局
内容:J-LOP事務局担当者による募集要項の説明、質疑応答。
経済産業省と、総務省の連携事業で、窓口は、映像産業振興機構は、主にクールジャパン戦略の人材育成、市場開拓事業などを行う組織である。
現況の補助金事業は、日本コンテンツの海外発信に対する総合的支援であり、大きく2つの事業にわけられ、1つはコンテンツのローカライズ、2つはコンテンツのプロモーションなどである。これにより日本ブームを創出、関連産業の海外展開の拡大、観光などの促進を計ろうとするものである。
コンテンツを主体に、日本ブームを海外創出するためにPR活動、イベント等を実施する事業の補助であるが、必要条件として他同業種他企業、や異業種他企業との連携が必要である。
助成金対象費用概要は、海外見本市への出展、イベント開催費、海外メディアバイイング、宣伝広告費、関係者の招聘などである。
助成金公募に関するお問い合わせ:特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
http://www.j-lop.jp/contact.html
改訂 2013.7.23 J-LOP事務局HPより『国内における見本市またはイベントで、国際的発信力が極めて高いと事務局か認めるものは対象とする』部分が改訂されました。 7月1日の要件緩和に伴うプロモーション支援における新規条件である、募集要項【7】「2.プロモーション支援(条件5)」に記載する『国内における見本市またはイベントで、国際的発信力が極めて高いと事務局か認めるものは対象とする』について、その対象となる見本市またはイベントを認定するための「国内における見本市またはイベントの適用要項(PDF)」を公開致しましたのでお知らせします。 [各種書類ダウンロード]ページよりダウンロード可能です。 |
以上